トイプードルを迎える前に用意するグッズ・物

ブリーダーまたはペットショップでトイプードルを買うこうとが決まったら、次は迎える準備に入りましょう。ペットショップの言われるままに買って揃えるのも悪くはないですが、自分でもしっかりと知識を持っておくことも重要です。環境の変化に伴うストレスをなるべく軽減させてあげる工夫も忘れないようにしてください。

ゲージ・サークル

ゲージは「閉じ込める」ためだけのものではなく、安心させる役割やトイレを覚えさせる意味もあるので必ず購入しましょう。大きすぎるのも小さすぎるのも良くないので、その子の大きさに合わせたサイズのものを選ぶようにしましょう。できれば大きくなったらサイズに合わせて拡張できるタイプのものが望ましいです。

ドッグフード

最初のフードはペットショップやブリーダーで食べていたものが望ましいので、そこで購入するのがいいでしょう。そしてどのように与えていたかを詳しく聞きましょう。ミルクでふやかして柔らかくしていたのか、お湯だけでふやかしていたのかなどを把握しておきましょう。
そしてその後に与えるごはんもあらかじめ相談して決めておきます。

グッズ

ぬいぐるみやおもちゃなども購入しておきましょう。ぬいぐるみは友達の役目を果たしてくれるので子犬に安心感を与え、ストレスも軽減させてくれます。おもちゃは、噛み砕かれない安心なものを選びましょう。最初はなんでもかじったり食べたりしてしまうので、かんで分裂しないものが望ましいです。
お手入れグッズも一通り揃えておきましょう。毛のお手入れ用のブラシ・スリッカー・コームの他にパピー用のシャンプー・リンスも用意しておきます。爪切り・やすり、綿棒、脱脂綿、耳を拭くための洗浄液、血が出たときのための止血剤などもあれば安心です。

バッグ・クレート

持ち運んだり、車の中で安全確保のために必要です。とくにクレートは部屋でも車でも旅行先でも安全確保に重宝します。主に頑丈なプラスチックでできているため、事故に遭った時でも助かる可能性も高くなります。
バッグに関しては安全面では良くないですが、ちょっとしたおでかけなどの際にとても役立ちます。また、散歩を始める前の子犬時代には抱っこかもしくは顔が出せるバッグに入れて外の社会を見せてあげることもできます。

首輪・リード

散歩ができるようになるのは3~4ヶ月位からですが、この2つもあらかじめ用意しておきましょう。
抱っこをするときでもこのリードと首輪をして、自分の手にリードを巻き付けて安全を確保させることができます。子犬のうちはすぐに大きくなるのでサイズは若干大きめを用意するか、ベルト式の首輪がおすすめです。リードは、しばらく使い続けることになるので、できれば安物ではなくしっかりとした素材の物を選びましょう。

消臭剤

犬だけでなく動物を飼っているとどうしても匂いが発生します。匂いの原因の大半はおしっこなので、おしっこをしたらすぐにトイレシーツを交換して周りを消臭剤で拭き取るようにしましょう。放っておくとどんどん家じゅうが臭くなってきますが、徐々に匂いが強くなるために飼い主自身は気が付かないことがほとんどで、家に遊びに来た人が不快な思いをすることになるので気をつけましょう。

安全を考慮したお部屋づくり

トイプードルと飼い主の家族が快適に過ごすためには、ともにリラックスできる環境が必要です
ではどのような部屋や環境が快適といえるのでしょうか。

犬にとって危険なコンセントとコード

家の中を見回して、危険な個所とはどこか考えてみましょう。まず最初に目につくのは電気関連ではないでしょうか。とくにコードは犬としてはとてもかじりやすい形をしていて、柔らかさもちょうど「噛みごろ」なので危険です。犬がコードをかじって起きた事故は後を絶ちません。可愛い愛犬が感電して家も危険な状態になるので、いちばん気をつけたい箇所でもあります。

同じ電気関連で次に気をつけたいのはコンセントです。コンセントはかじることはできませんが、まわりをむやみにいじっていると感電する恐れがあります。またむやみにいじってカバーを外してしまうこともあるので大変危険です。コンセントは、障害物か何かをかましていじれないようにするか、絶対に外すことができないようなカバーをつけておきましょう。

滑りやすいと腰を痛めることもある「床」

次に気をつけたいのは「床」です。ひとつめは「滑りやすい」床ではないかということ、もうひとつは危険な小さい物が落ちていないかということです。
子犬はとくに、下に落ちている物をすぐに口に入れてしまいます。たとえ食べ物ではなくても、とりあえず口に入れてしまうので、そのまま飲み込んでしまうこともよくあります。
成犬になってしつけができていれば、食事以外の時間でごはん以外の物を食べることは少なくなってきますが、子犬の時期は特に気をつけましょう。
床の素材はマットがいちばん安全です。フローリングの場合にはできるだけ組み合わせができるタイプのマットを敷いてあげましょう。取り外しができるので、おしっこをしてしまった時には部分的に洗えるので安全なうえに便利なのですすめです。

ハウスの設置場所で気を付けたいこと

頻繁に人が出はいりする家の場合は、玄関口やドアの近くにハウスを置くのは控えましょう。できることなら奥の方にハウスをつくり、人に慣れるまでの間はストレスをなるべくかけさせないように工夫します。

トイプードルを迎えた初日の過ごし方

念願のトイプードルを迎える日が来たら、初日はどのように過ごせば良いのでしょうか。
子犬はとても可愛いので、早速一緒に遊んだり甘えてもらったりして欲しいところですが、最初はそうもいきません。まずは落ち着いて環境に慣れてもらうことを最優先に考えましょう。

トイレを覚えさせる第一歩

ペットショップまたはブリーダーからお家に連れて帰った最初の日には何をするべきでしょうか。
まずは、ハウスを用意して中にトイレを設置しておきましょう。ほとんどの子犬は緊張して移動中にオシッコを我慢しているはずなので、すぐにやってくれるはずです。トイレのしつけはこの時から始まっているので、覚えさせる第一歩としてこの機会を逃さないようにしましょう。
いちばんおすすめなのは、ペットショップまたはブリーダーで使っていたトイレシートを少し持って帰り、設置していたハウスのトイレに匂いをつけます。そうするとすぐにトイレだということを理解してくれるでしょう。

リラックスさせる程度に遊んであげよう

トイレが無事済んだら、外に出して遊んであげても構いません。しかし、長時間遊ぶのはかえってストレスにもなりかねないので、15分間隔で休憩を挟んで、長くても合計1時間位で切り上げるようにしましょう。

初日の食事

連れ帰る際に、最後にごはんを食べたのはいつか、また、その日何回食べたかを聞いておき、前日と同じようなサイクルで食べさせるようにします。もちろん食事も同じものが好ましいのでペットショップから持って帰るようにします。
緊張して食べないときは、誰もいない環境にしてあげてみます。それでも食べてくれない時には購入先で相談してみましょう。

夜鳴きする場合

初日の夜は不安でストレスも高い状態なので、夜鳴きをすることが多くあります。とくに広い場所に置いた場合は落ち着きがなくなるので、クレートなどの個室を用意しておいて、中にいれておくと安心する場合があります。サークルしかない場合は布をかけてあげて外が見えないようにしてみましょう。
それでも鳴きやまない場合は仕方ないので放っておくようにします。鳴くたびに構っていると、「鳴けば来てくれる」と思い込んでしまって、夜鳴き癖がなかなか治りません。

トイプードルの性格を知ろう

順位がある社会で育ってきた「犬」

犬は順位のある社会で育ってきた動物です。トイプードルはじめ犬の遠い先祖はオオカミなので、その本能はまだ奥深くに残っているといわれています。しつけをするにしてもその事を頭に入れておくことが重要です。
例えば、オオカミや犬の社会では順位というものがあります。犬は群れをつくって狩猟をしてきた生き物なので、リーダーというのも存在していました。そのリーダーに従うのは犬本来持っている特性なのです。そのリーダーになれるかなれないかはしつけによって決まります。

リーダーになるには

トイプードルが飼い主をリーダーと感じるようになるためには「自分より強い」と思わせなければいけません。
もし飼い主が犬を甘やかしてばかりいると、それは「ご機嫌取り」だと思われてしまい、自分より下のランクだと勘違いしてしまいます。そうなってしまうとなかなかリーダーになることは難しくなるので子犬時代から注意しておきましょう。

犬の危険を感じる本能とは

トイプードルはもちろん犬全般が持っている危険を回避する本能として、自分の周り2m位に他の者を近づけたくないというのがあります。
この本能を「飼い主の近くなら安全だ」と感じるように持っていけば、マテなどの命令に従いやすくなります。呼んだらすぐにやってくるのもこの感覚がもとになっているといえます。

性格は飼い主次第

犬には興奮しやすい犬、落ち着いている子、鈍感な子などいろいろなタイプがいます。その性格は生まれつきのものもありますが、子犬時代に飼い主がどのようなしつけや接し方をしたかがいちばん影響力が大きいといえます。
ペットショップで外に出して抱っこをさせてもらった時は臆病で震えていた子でも、最初の半年くらいの育て方によって活発で人見知りをしない犬に育つことは可能です。
逆に気が大きそうに見えた子でもずっと家に閉じ込めておいたら外の世界に馴染めず臆病になってしまうこともあるでしょう。