自然のなかにいる危険な生物

犬とキャンプをしたり山で遊ぶのはとても楽しい事で、日頃の疲れやストレスも忘れさせてくれる行事のひとつですね。しかし、自然の中で遊ぶのは楽しい反面危険もたくさん付きまといます。山であれば毒蛇や蜂・アブ・ヒキガエルなどが挙げられますが、いちばん怖いのは動きが速くて神出鬼没な蛇かもしれません。

蛇が多く住んでいる日本の山

日本の山には蛇がたくさん生息しています。蛇に罪はありませんが、人や犬にとって毒蛇は危険な存在です。十分に気をつけましょう。
普段行かない場所では気分も開放的になり、ついつい油断してシュナウザーを放し飼いにしてあげたくなりますが、知らない場所はとても危険です。それが山などの自然であれば尚更です。

放し飼いにしていると発見が遅れる

また、放し飼いにしている時に毒蛇に噛まれたら、蛇はそのまま去っていくので飼い主はその事実に気がつきません。足をカットされていても傷が小さいのでなかなか発見できません。毛が多い胴体を噛まれた場合は更に発見できません。
このように、シュナウザーの様子がおかしくなっても原因がわからないで時間が過ぎていくとさらに危険な状態になります。そうならないように、どんな時でも目を離さないように心がけることが重要といえます。

危険な沼地の生物

自然や川沿い、土手などを歩いていると、水たまりや池にお玉じゃくしや蛙を見かける事があります。多くの場合は毒を持っていない蛙なので危険は少ないのですが、ヒキガエルを発見した場合は注意が必要です。もしシュナウザーが蛙を加えようとしたらすぐに阻止しなければ危険です。

体をカットしなくても出てくる成分

あまり危険なイメージが少ない蛙ですが、ヒキガエルはその体に毒の成分を持っています。人間は通常カエルを食べたり舐めたりしないので危険とは言えませんが、好奇心の強いミニチュアシュナウザーはすうに咥えたりするので危険です。
ヒキガエルの耳の近くにある耳下腺という場所から毒素が出ていて、カットしなくてもそこから毒素が出されます。ですので、噛まなくても舐めるだけで危険なのです。

どのような場所でもリードをつけて見守るのが重要

ヒキガエルの毒は意外と強力で、大量に入ってしまうと心臓に危険が及ぶ場合があります。もし触れてしまった場合はすぐに獣医師に見せるようにしましょう。
家の近所でも小さな川やドブ川のような水路の近くを散歩する際や、池・沼・川がある公園で遊んだり散歩をする場合に注意が必要です。リードをしないで散歩をすると、このような危険性もある事を覚えておきましょう。

蜂の危険から守ろう

春や夏、とくにゴールデンウイークなどは、キャンプなどで犬と一緒に山にお出かけするのが楽しい時期です。しかし、その時期は蜂がいちばん活発に活動をしている時期でもあります。シュナウザーは動いている物に反応したりちょっかいを出したりする事が多いので、低い位置に蜂の巣があるととても危険です。

山などの自然で一緒に遊ぶのも犬を飼う醍醐味

シュナウザーを飼う醍醐味は何といっても綺麗な毛をトリミングサロンでカットしてスタイルを楽しむことですが、休みの日にお出かけするのも楽しみのひとつです。連休などはちょっと遠出して山などの自然で遊ぶのは最高です。
しかし、リードをつけて散歩していると蜂が襲ってきてもすぐに守ってあげる事が可能ですが、自然の中で放し飼いにしているとそうはいきません。山の中で柵がある場所など、放し飼いに出来る場所では周りに蜂の巣がないかどうかを調べておきましょう。もしスズメバチを1匹でも見かけた場合はかなり危険です。
ミツバチでも、一度にたくさん刺されるとショック状態になる事があり危険です。小さいからといって油断しないようにしてください。

しきりに一部分を気にしていたら

もし刺された場合はすぐに処置が必要ですが、目を離していると何が起こったのかわかりません。人間であれば言葉でわかるのですが、シュナウザーには伝える術がありません。
蜂にさされると、そこに痛みやかゆみが出るので、犬はしきりにその部分を気にするようになります。蜂に刺されたのであればその部分が腫れて赤くなっている筈なので、山の中でそうなった場合はまず蜂を疑いましょう。針が残っている場合もあります。

凍傷から守るには

犬は寒さに強い動物で、ミニチュアシュナウザーも見た目からして冬や寒さが好きなように見えますね。しかし、現在のような愛玩犬になっていくに連れ、次第に寒さにも弱くなって冬は暖かい洋服も必要といえるようになりました。寒い外に放置していると凍傷になってしまいます。

普段の環境と違う場所に行った際に注意

凍傷になる原因は、冷えすぎによる血行障害です。指先などの先端部分が特に危険で、犬は靴下も靴も手袋もしていないので意外と多く見られます。ひどい場合は組織が死ぬ(壊死)事もあるようです。
もともとは外で暮らしていた犬ですが、ミニチュアシュナウザーのように人間と一緒に暮らしてトリミングサロンにカットするために通っている愛玩犬は、いつも家で快適な環境で暮らしています。いきなり極寒の場所に行って何も対策をしない、なんて事がないように注意しましょう。

ゆっくりと温めて血行を促す

もし凍傷による血行障害が見られたら、体を芯から温めてあげるようにしてください。毛布があればそれを使うといいでしょう。お湯を出せる状況であれば、ぬるいお湯で徐々にその部分を温めます。この時、熱湯などを使用しないように注意してください。
凍傷になりやすいのは、指先の他に、耳や尻尾などの先端部分です。一箇所に見られる場合はその他の先端部分が同様な症状になっていないかよく見てみましょう。

池や川の近くを散歩する際は

犬を飼ってから初めて気がつく危険な場所のひとつに「川沿い」「池の近く」があります。川や池の中に落ちて溺れるのはもちろんですが、その近くに落ちている「釣り針」が何といっても危険です。草が生い茂っている場所に行ってしまうとかなりの確率で釣り針が足に引っかかって怪我をしてしまいます。

危険を察知する力は強くない

人間は愚かな動物なので、危険な物も平気で放置していきます。川沿いによく落ちている釣り針もそのひとつです。人間は靴を履いているので靴に刺さったりズボンに引っかかったりする程度ですが、犬は裸足で歩いているので直接刺さって怪我をしてしまいます。
足を怪我をするだけならまだマシですが、シュナウザーのような犬は好奇心が旺盛なため、口に咥えたり舐める可能性もあります。針が危険という認識がないので飼い主があらかじめ気をつけるしか阻止する方法がありません。
普段は家で優しくされたりトリマーさんにちやほやされながら優しくカットされたりして外敵が少ない愛玩犬のミニチュアシュナウザーなので、危険を察知する力はそれほど強くありません。飼い主がしっかりとガードをしてあげましょう。

外すのも難しく飲み込むとさらに大変な釣り針

もし釣り針が刺さってしまうとそこをカットされるだけでなく、「返し」がついているために抜くのも大変です。ニッパーなどを持っているとそれで外せますが、普通はそんなものを持っていないので、動物病院で抜くのが無難です。痛いですがしばらく我慢してもらうしかありません。
もし釣り針を飲み込んでしまったら、麻酔をして手術で取り除く方法がとられます。こうなってしまうと大変です。池や川の近くを散歩する際はくれぐれも注意してください。

ミニチュアシュナウザーを飼う際に家で気をつけたい事

家の中で犬を飼う時は食べ物を下に落とさないように気をつけなければいけませんが、好奇心の高いミニチュアシュナウザーが食べたり舐めたりするのは食べ物だけとは限りません。かぜ薬や胃腸薬、頭痛薬などの常備薬さらには下に置くタイプの殺虫剤も食べてしまう事があります。
また、庭やバルコニーに植物を植えている人は、そちらにも気を遣わなければなりません。犬は植物でも好奇心で口に含んだり食べてしまいます。

身近にある人間の食べ物は意外と危険

よく食中毒という言葉を聞きますが、そもそも中毒とは何でしょうか。ここでいう中毒とは、体内でその物質に含まれる成分によって起きる障害の事をいいます。
犬が体内に中毒物質を入れてしまう原因は多岐にわたりますが、食べ物、植物など、一見毒のなさそうなものが多いようです。

鍋をする際に注意したいこと

すき焼きなどの鍋を家で楽しむ際は必ずと言って良い程にネギが入っています。ほとんどの人はネギは犬に与えてはいけない事を知っていますが、その汁でも中毒症状を引き起こす事はあまり知られていないようです。
また、ネギを台所で細かくカットしていると、よく下にこぼしてしまいます。普段から台所に入れないようにしていても、飼い主の足の裏やスリッパについたネギがシュナウザーの部屋に入ることがあるので注意しましょう。

調理方法や大きさは関係ない

また、「生でなければ大丈夫」と思っている方もいらっしゃいます。人間がよく生の魚を食べて食中毒を起こすのでそれと混同しているようですが、シュナウザーなど犬のネギ中毒は、焼いても似ても消えない成分なので、どのような調理方法でも同じように中毒になります。
当然の話ですが、細かくカットしているからといって大丈夫、という事もありません。