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マルチーズの毛とお手入れ

パピーのマルチーズ犬にはトリミング犬種とそうでないタイプがあり、マルチーズやトイプードルなどカットスタイルが楽しめるタイプはトリミング犬種といって、毛が抜けずに長く伸びるタイプです。そのため毛が抜け変わりは少ないのですが、気温が上昇する初夏には冬毛が抜けるために脱毛が見られます。
一度に多くの毛が抜けるとびっくりしますが、季節が初夏であればほとんど問題はないと見ていいでしょう。ただし、それ以外の季節に多くの毛が一度に抜けた場合はなんらかの病気の可能性があります。

脱毛は皮膚が原因の場合がほとんど

毛が抜ける原因の多くは皮膚病です。脱毛と同時に起こっている皮膚の異常がないかどうかを確認し、原因をつきとめる必要があります。当然、適切な治療を受けるには動物病院に行って獣医師に診てもらうのが一番ですが、あるていどの知識を飼い主が持っておくことも重要です。
ホルモンのバランスが悪くなって脱毛が起こる場合は、一部ではなく全身の毛がまんべんなく抜ける事がほとんどです。部分的な場合は寄生虫の可能性が高いといえます。どちらか分からない場合は、動物病院で診てもらうまで食事は控えるのが無難です。

自宅で毎日お手入れを

脱毛を発見するタイミングの多くは、トリミングサロンでカットしている時、自宅で毛をしている時です。お店で発見された時には症状が進んでいる可能性が高いのでなるべく自分で発見したいものです。
そのためには、毎日のブラッシングは欠かせません。スキンシップを図るためにも時間をみつけて白くて綺麗なマルチーズのコートを綺麗にすいてあげましょう。

マルチーズの毎日のお手入れってどんな事をすればいいの

当サイトや他の本・ネットでは共通して「お手入れが大事」などという記事が書かれていますが、実際に行うのはどのような事でしょうか。パッと思いつくのは毛のお手入れ、爪切り、耳掃除、といったところですね。実際に行うのもそんなところで、とくに難しい事はありません。少し練習するば簡単に毎日できるようなものです。

必要不可欠な毛の手入れ

いろいろなお手入れがある中で、マルチーズを飼うに当たって毎日しなければならないのは毛の手入れです。トリミングサロンに行った時のカット・シャンプーだけで満足して普段は何もしない、というのはご法度です。
マルチーズを飼うなら毎日のブラッシングは絶対にしなければいけません。また、愛情があれば自然に手が動いているはずです。

普段隠れて蒸れやすい耳のお手入れ

人間の耳は普段から空気に触れていて蒸れる事はほとんどありませんが、マルチーズは毛で隠れて空気や日に当たる事はありません。1日放っておくだけで蒸れてきて、何日も放置していると異臭を放つようにもなります。
人間で考えてみましょう。脇の下など蒸れやすい部分を毎日洗わなかったらどうなるでしょうか。臭くなって他の人に敬遠される事もありますね。マルチーズの耳の中はそれより普段蒸れ蒸れです。これだけでも毎日の耳のケアが必要という事がお分かりいただけると思います。

歯磨きは子犬時代の練習が肝心

古い考えの人は「歯磨きなんて犬に必要ないだろう」と思っていますが、犬も歯垢が溜まるので、歯肉炎など歯の病気にかかる可能性は大きくあります。また、犬の歴史は人間と共存してきたせいか、虫歯になる事も多くあります。人間の子供と同じ感覚で歯の予防をしてあげましょう。
成犬になってから突然歯磨きを始めると、マルチーズはかなり抵抗します。人間でも、大人になってから初めて体験する事はストレスがかかってくるものですよね。犬も同じなので、子犬時代に経験させておく事が重要となります。

爪切りが苦手な人はトリミングサロン・動物病院でアドバイスを

犬の爪は人間と違って境目がよく分からないしくみになっています。はじめて爪を切る人にとってはかなり恐怖かもしれません。また、もし失敗したら、その後マルチーズは足を持つだけで抵抗する犬になってしまう事もあります。最初は普段カットしているサロンや獣医師さんにやってもらってそれを見習う事をおすすめします。

マルチーズの毛を綺麗に保つ

お手入れをする事によって体調の変化も発見できる

毎日マルチーズの毛をとかしたりしていると、普段の状態を飼い主は把握することが可能になります。逆に普段何もしないとちょっとした異常には気がつかないでしょう。病気は早期発見するかしないかでその後の治療の方法が大きく変わります。完治するかどうかは飼い主の日頃の愛情が大きくモノをいうと言えますね。
トリミングサロンでカットやシャンプーをする事はできますが、それ以上に日頃のお手入れは重要だという事を覚えておきましょう。

普段蒸れやすい部分は特に念入りにお手入れを

病気の発見は主に毛や皮膚に現れますが、部分的な皮膚病などはその箇所に発症します。マルチーズに多い皮膚病は主に蒸れやすい箇所に起こるので、お手入れをするのもやはり毛が密集していたり普段は隠れている箇所を中心にするようにしましょう。脇の下や首回り、耳の下、耳の中などは特に注意が必要です。毛が伸びて邪魔になる箇所をカットしても効果的です。

お手入れでコミュニケーション

毛をとかしたり爪を切ったり耳掃除をしたりするのは、マルチーズの健康維持・病気の早期発見だけではなく、飼い主との信頼関係を深くする事にも大きく役立ちます。犬はそもそも体を触られるのが好きな動物です。やさしく撫でてあげる事で嬉しい気分になり、愛されている事を確認できるのです。

爪が伸びすぎると?

犬はいつも裸足で靴を履いていないので、爪が伸びすぎているととても危険です。引っかかりやすい素材の床だと走っていてつまづいたりします。普段からケアする事が重要になりますが、自分で切るのはちょっと困難と感じる人も少なくありません。そんな人はトリミングサロンでカットする時にオプションセットなどに入っている爪切りを利用するといいでしょう。

爪が伸びすぎると何かと危険

爪は、ずっと伸び続けはしますが、走ったりするうちにすり減る事もあります。ですが、老犬になってくると運動量が減るのでそれもなくなってきます。しかも老犬は爪が脆くなってきています。折れたりすると危険なので、成犬の時以上に気を遣ってあげましょう。
また、伸びた爪で体を掻くと、普段以上に炎症が起こる可能性が高くなってきます。爪が必要以上に伸びるのは百害あって一利なしといえます。

子供の時に爪切りに慣れるのが理想

マルチーズの爪は人間と違って境目がわかりにくいので、初めて切る際にはかなり緊張します。また、子犬時代に慣れていないと犬は爪を切る事に抵抗して暴れるので、ますます難しくなります。
一番の理想は子犬時代から徐々に爪を触られる事に慣れさせる事ですが、もしそれをしないで成犬になってしまった場合は、トリミングサロンで爪もカットしてもらう事をおすすめします。