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プードルの歴史

ぬいぐるみのようなトイプードル プードルは、今から約500年前にドイツからフランスに入りましたが、その頃にはすでに、今日の小型化されたトイ・プードルが誕生していたようです。 スタンダード・プードルのミニチュアバージョンであるミニチュア プードルはトイ プードルよりも少し大きめで、1950年代から60年代にかけてたいへんな人気者でした。動作が機敏なので一時はサーカスの呼び物になっていました。

50年前、プードルは世界一人気のある犬であるがゆえに、性能よりも頭数を尊重した無計画な繁殖が頻繁に行われていました。その結果人々はプードルから心が離れ行きましたが、見識あるブリーダーの手で繁殖され、今日の人気が復活しました。もともとは自立心旺盛な犬格を備え、感度、訓練欲、思考力のいずれをとっても抜群の性能があります。

プードルの正確な起源は定かではありませんが、フランスではなくドイツかロシアが発症ではないかとの説もあります。ただ、フランスで人気があったのでフランスの犬ということにはなっています。

いちばん大きなスタンダード プードルは泳ぎが得意で、水鳥用の猟犬として大活躍をしていました。泳ぎのためにに被毛の一部を刈り取ったのが、現在のトリミングとして採用されるようになりました。

中型のミニチュア・プードルは嗅覚が優れていたので、トリュフ狩りの名手でした。 いちばん小さなトイ・プードルは多芸多才で、旅芸人の一座に加わってサーカスの人気者になっていました。 プードルという名の由来は英語でカモ犬またはアヒル犬を意味しますが、ドイツ語の「ブッデンルン」からきたという説もあります。ブッデンルンとは、泳ぐという意味で、スタンダード・プードルが泳ぎがうまかったからだという意味でしょう。

ロシアではスタンダード プードルが重宝されていたので熱心に繁殖されていった一方、フランスやイギリスでは、ミニチュアやトイが熱心に繁殖されていきました。とくにトイ・プードルは18世紀のヨーロッパ王族の愛玩犬でした。