トリミングサロンの事業計画書を作ってみよう

日本政策金融公庫から融資を受けたいと思った場合、創業計画書に記入するのは必須ですが、その他にも「事業計画書」と「収支計画書」を作成する事もおすすめします。

特技や得意分野は?

まずは創業計画書の「創業の動機」と「事業の経験等」欄に関連した事項をつくってみましょう。トリミングサロンを開業する多くの方はトリマー出身ですね。トリマー時代に感じた事や、なぜ独立するかを具体的に文章にしてみましょう。

wordが使える方であれば、視覚的に融資担当者に伝わるようにイラストなどを使用するのもおすすめです。

トイプードルのオリジナルカットを皆に提供したい、カットのスピードと正確さを生かすためにトリミングカーを使って開業する、などなど、特技に合わせたアピールポイントを視覚で表現できるようにしましょう。

事業計画書は実績やこだわりをアピールする大切な資料

創業計画書に沿った事業計画書の作り方も、少し頭をひねることでオリジナルの面白い事業計画書になります。とくに、トリミングサロンの場合は「フォーマット」を探すのが大変なので、どうしても自分オリジナルの事業計画書を作成せざるを得ない、というのが現状です。
どうせ作るなら融資担当者が見た事もないような面白い事業計画書を作成してみましょう。

自分のお客様が何人来てくれるかもアピールしよう

取扱商品・サービス欄に関連する事業計画は、今までの自分のカットの実績をアピールしてみましょう。
例えば、月に何人の指名客を得たのでその方たちが来店する可能性が高い事などを踏まえて、顔見知りのトイプードルのお客様が何人いて、新規の顧客が何人くるかなどを皮算用で計算します。
仕入先に関しては、グッズやフードなど「オプション」になるので、それほど時間をかける必要はないでしょう。

スタッフの一人を雇うにもこだわりを見せよう

従業員数に関しては慎重に考えて作成する必要があるので、どのような人材をどこからどのような雇用形態で働いてもらうのかをはっきりさせなければなりません。
この際に、「テリアのブラッキングに自信がある人」など、自分に足りない部分を持っている人を雇う事を前面に出す方法があります。
トイプードル専門店がコンセプトであれば「トイプードルのカットでコンテストに出るなどの努力をしている人を雇う」など、こだわりの人材選びを記入しておくと計画性がアピールできます。

事業計画と同時にアピールしたい顧客獲得計画

開業して間もなくは、いかにお店を皆に知ってもらうかが売上を伸ばしていく肝となりますが、融資を受ける為にもしっかりとした計画を立てておく必要があります。
例えば、チラシを見て何人のお客様を見込む、ホームページから何人獲得する、ティッシュ配りで受け取ってもらった方、以前からの指名客とその口コミなど、媒体別に月に何人見込めるかを整理します。

実際のデータを取るためにアンケートをしてみよう

それぞれの媒体からの顧客の目安を知るには、現在働いているお店を参考にすると良いでしょう。もし把握できないなら、今からでも「何が来店のきっかけになったか」をアンケートしてみる事をおすすめします。綺麗にカットされてご機嫌になったお客様などに聞いてみましょう。
自分の開業に大きく役立つ事は間違いないですし、今働いているトリミングサロンにも貢献できます。ちょっと面倒かもしれませんが、やってみる価値はあるのではないでしょうか。

それぞれの費用対効果を比較する方法

今のお店のオーナーに、最初の顧客獲得をどのように行ったかも聞いておきたいところです。
お店を開く場所にもよりますが、広告宣伝費を使う前にどのような宣伝が効果があったかを知っておけば、無駄な費用を使わずに済むかもしれません。
例えば、今のお店がティッシュ配りに20,000円使用してチラシに50,000円つぎ込んだものの、ティッシュを見てきたお客様の方が多かったりすると、宣伝費の使い方も変わりますね。
実際のデータを元にして算出した方が確実ですし、融資担当者に納得してもらう可能性も高くなります。少し努力して調べてみましょう。