トイプードルのカット体験記 vol.3
ピカーさんの記事
うちはトイプードル生後1ヶ月半の子をペットショップでむかえました。
通常ペットショップでお迎えすると、そこに併設されたトリミングサロンで初めてのトリミングを店員さんに勧められますよね?
うちの場合もそうでしたので、迎えて2週間ほど経ってから爪切りをしに行く事にしました。
担当の店員さんにうちのトイプードルを渡すと、ガラスで出来たペットゲージの裏手に連れていかれ、飼い主からは何をされているか見えなくて普通そんな感じなんかなー。って思っていたその時
『キャーッ』って悲鳴が聞こえてきました。
不安になりながら待っているとガクガク震えながらおびえた様子のうちのトイプードルが私の腕に戻されました。
ふと見ると爪の先に血が滲んで白い粉がついています。
血管が長いと今後の為にも怪我のもとになったりするので敢えて切って石灰などで血止めするのは聞いたことがありました。
店員さんにもその様に説明をされましたが、あの震えた様子を見たらもう2度とあそこへ連れていきたくないな。と思ったので必死にトリミングサロンを探しました。
その結果、とても良いお店を見つけることができました。
トリマーさんのワンちゃんへの対応や接し方、飼い主への説明、カットの要望を聞く理解する力など吟味して今の所に決めました。
室内ドッグランが併設してあったのでそちらを利用しながら何度か通って様子を見て決定しました。
初めてトリミングする日にオーダーしたのはパピーカットです。
ガラス越しに沐浴や、カットの様子も見れるようになっていて、途中まで見ていましたがうちのトイプードルは気持ち良さそうにリラックスしていたので安心してお預けすることができました。
カットが終わったら電話がかかって来てお迎えに行くと、まあるいしっぽをプリプリに振って待っていました。
ちょっと大きくなったはずなのに、パピーカットを頼んだのでまた赤ちゃんに逆戻り!
もしかしてこのトリミングサロンに通っていたら一生赤ちゃんで居られるかもしれない!めちゃくちゃ愛しい。
何よりうちの子が怯えず機嫌良く居てくれたことが嬉しかったです。
お会計をしてからトリマーさんに『ママさんこれを』と手渡されました。
『うわっ可愛い』
自分の子の写真を見て声をあげてしまいました。
家では被り物を嫌がり全くかぶってくれない子が被り物を身につけてカメラ目線で写真に写っています。
静止して写真をとる暇があったら膝に乗って来てしまう甘えん坊がきちんとお座りをしていてびっくりです。
家に帰ってからもみんなで『きれいきれい行ってきたの?お利口さんねー。かわいいねー。』を連発していたので、今では『きれいきれい行く?』と聞くと喜んで部屋中を走り回り、全身でトリミング行きたい!を表現してくれるようになりました。