汗腺が少なく汗をかきにくいトイプードル

犬はとても汗をかきにくい動物です。犬は人と違って「暑い」という言葉を発せられないのでその表情やしぐさで人が判断するしかありません。
そして、犬は人と違ってどこに涼しい場所があるのか、どうすれば涼しい場所に出られるのかも分からない場合がほとんどなので、熱中症になってしまった場合にはほぼ全て飼い主に原因があると言っても過言ではないでしょう。

呼吸が荒くなったら注意

トイプードルなどの犬の平熱は38度前後ですが、暑い車内に閉じ込められたりすると体温がどんどん上昇していきます。人は汗をかくことによって調整できますが、犬は人に比べて体温の調整機能は弱く危険です。
暑くなると犬は口から熱を放出しようとして呼吸が荒くなり、それが続くと興奮状態になります。さらに放置すると脱水症状や脳浮腫になって死に至ることもあります。

暑い日は家の中や散歩中も気を遣おう

暑い日にトイプードルを車に閉じ込めるのはもってのほかですが、家の中でも熱中症になることもあるので注意しましょう。ただしエアコンは下に冷気が行くので、人間が丁度いいと感じる気温だと寒すぎることがあります。「ちょっと暑いかな」と思うくらいの温度が犬にとっての適温といえるでしょう。
また、日中の散歩も注意が必要です。夏はなるべく早朝または夕方・夜に散歩をするようにし、呼吸が荒くなったらすぐに涼しい場所に移動してあげましょう。

トイプードルが中毒にならないように気を付けたいこと

犬は人間の子供と同じでとても好奇心が強く、さらに鼻がとても良いので匂いに誘われて色々な物を食べようとします。食べ物や植物など、犬にとって危険な成分を知っておき、自分の愛犬が中毒症状にならないように注意をしておきましょう。

中毒を引き起こす原因

人間でも起こることのある中毒の原因は、その動物の体に有害となる物質が体内に入り込んで体の機能に障害を引き起こすことにあります。食べ物だけでなく、薬や液体、時にはガスなどの気体も含まれます。
代表的なものとしては殺虫剤のような劇物で、直接かけなくてもその空気を吸ったことによって中毒になることもあります。

トイプードルが食べてしまいやすいネギと玉ねぎ

犬が食べて中毒症状を起こす代表的なものとしてネギ、玉ねぎ、ニンニクが挙げられます。その原因としてはネギ類に含まれるアリルプロピルジスルファイドという化学物質が原因で、これによって赤血球に含まれるヘモグロビンが酸化され、ハインツ小体というのが作られます。
このハインツ小体というのが脾臓などを破壊したり赤血球に溶けたりして中毒症状を引き起こします。

成分が含まれているだけでも危険

玉ねぎやネギを直接食べるのがもちろん、これらが溶けたスープや鍋でもハインツ小体は死なないので、中毒症状を起こしてしまいます。絶対に食べさせないようにしましょう。
そもそも人間の食べ物をトイプードルにあげるのは色々な意味でやってはいけません。飼い主が食事中に犬に食べ物を与えるのは犬にとっては人間が自分より上になっていることを意味します。

台所へは入れないように工夫を

また、台所に犬が入れるような家では、ネギを切った後のカスや玉ねぎの破片などを食べてしまう危険性があります。台所に犬が入っても何のメリットもないので、ゲートなどで仕切って入れないようにしておきましょう。
高いテーブルで食べている家庭では比較的安全ですが、こたつなどの低い場所で食事をしている時は、犬が食べられないように食事中はサークルに入れるなどして防御することが必要です。