元気なチワワでも気をつけたい出血

ドッグランなどに行くと、大型犬に混じって果敢に遊びまわるタイプのチワワなので、外傷などでカットされた傷口から出血する事はよくあります。そんな場合は消毒して放置しておけばいずれ良くなりますが、外傷以外が原因で出血をしている時は病気を疑わなければなりません。

鼻血が見られる場合

鼻血の場合は、色々な原因が考えられます。鼻や口から出血している場合は命に別状を与える可能性は低いですが、内臓から出血してそれが鼻に上がってきている事もあります。
一般の人が鼻血の原因を突き止めるのはほぼ不可能ですが、動物病院に行けばほとんどの場合は原因が分かります。できるだけ早く連れていくようにしましょう。

気をつけたい生殖器系の出血

女の子のチワワの場合、膣から出血が見られる場合があります。中をカットして出血してしまった可能性もありますが、生殖器系の病気の可能性も否定できません。また、大量に出血しているようなら流産も疑われます。いずれにしても早めに獣医師に診せる必要があります。
男の子の生殖器から出血している場合、膀胱や前立腺に異常がある可能性があります。去勢をしていない子の場合は特にその可能性が高くなります。

四肢と股関節チェック

犬と人間が共同生活をするようになり、人間の都合が良いように改良を重ねてきた結果、遺伝的な疾患を持つ子が多く生まれるようになりました。チワワは健康状態の良い犬種として評価が高いので有名ですが、生まれながらにして四肢や関節などに先天的な違いを持っている子も多少ながら存在します。

骨や股関節に何かある場合は事前に知らせておくのが重要

チワワは、他の小型犬に比べると比較的体が丈夫で病気も少ないと言われています。しかし、どのようなブリーダーでも100%同じような子をつくるのは不可能です。
購入前の時期に先天的疾患が現れている場合もありますが、多くの場合はある程度育ってから見え始めてきます。
骨に異常がある場合は、ちょっとしたことで骨折してしまいますが、これが先天的であるかどうかは判断しにくいところです。もし骨折しやすい子になってしまった場合は、それを受け入れて、トリミングサロンでカットする場合はそれを伝えておき、事前にトラブルを防ぐようにしましょう。ドッグランで遊ぶ場合は大型犬に乗られないように注意する事が必要です。

対策方法を獣医師と相談してみよう

股関節に先天的な違いがある場合は、成犬になってから歩き方がちょっと変わってくる場合もあります。歩き方が他の事違うのですぐに怪我や病気に繋がる訳ではありませんが、骨の形状によって注意が必要となるので、動物病院で相談してみる事をおすすめします。

虫歯・歯周病予防

犬も虫歯や歯周病になります。そして獣医師さんは「歯科医」ではありません。ですので、人間のように歯を専門に治療している歯医者さんは存在しないので、飼い主が歯の健康を管理する必要があります。

意外と多い歯の病気

小さくて勇ましいチワワ。歯も丈夫でその体ながら硬い物もガツガツ噛み砕きますが、実は歯周病など歯の病気になることも多くあります。
そもそも、自宅で飼われている成犬の半分位は歯周病または虫歯になっています。これは、人間と共に生活してきたのが原因かもしれませんね。

歯磨きを毎日行って虫歯・歯周病予防

歯周病になってしまった場合は、人間のように「歯が痛い」など言えないので、飼い主が少しでも早く発見してあげなければなりません。
「毎日口の中をチェックするの?」と言われるかもしれませんが、毎日の歯磨きついでなら簡単です。歯磨きをする習慣を身につけましょう。虫歯の予防・早期発見もできるので一石二鳥です。

トリミングサロンで気が付くことも

歯周病や虫歯でもないのによだれが異常に多いときは、舌や歯肉など、口腔内の病気になっている可能性があります。毎日過ごしていると少しずつ多くなるよだれに気が付かないかもしれませんが、できるだけ注意したいものです。
また、トリミングサロンのトリマーは「今日はよだれが多かったですね」など、普段と違う事に気が付いてくれるので、定期的にシャンプーやカットをするのがおすすめです。

棘などによる傷の消毒準備をしておこう

犬は人と違って靴を履かずに裸足でいつも歩いています。そのため、道に尖った物が落ちていると足に刺さってしまうこともよくあります。カットされた部分から傷口が化膿してくると歩き方がおかしくなって気がつきますが、そうなる前に処置できるようにいつもチェックしておきましょう。

消毒液など応急処置ができる準備をしておく

棘が刺さっている状態の場合の多くは傷口がさらにカットされていないため化膿している可能性は低いですが、傷口が広がっている場合は消毒だけでは不十分です。
そんな場合には近くの動物病院に連れて行きましょう。 連れていく場合でも、消毒などの応急処置は大切です。チワワは動きが細かいので小さな生傷は絶えません。
普段からいつでも消毒できる準備をしておきましょう。基本的にガーゼと消毒液があればほとんどの軽傷は消毒が可能です。

ふらついている場合はかなり危険

足に傷がないのにも関わらず歩様が異常な場合は、関節や骨に異常がある事も考えられます。また、犬は比較的骨の関節が抜けやすいので、脱臼しているために歩様がおかしくなっている事もあります。
骨折や脱臼などが原因であれば命に別状はほとんど考えられませんが、脳神経が原因でふらついている場合は大変です。脳に異常がある場合の特徴は「ふらつき」です。同じ場所をいったりきたりしている時はかなり危険なので、そんな場合はすぐに動物病院に行ってください。

痛みや不調を伝える事が難しいチワワ

犬は、体調がおかしかったりどこかに痛みを感じていても、自分で処置する事はもちろん、その辛さを誰かに伝える事もできません。また、「伝えたら治してもらえる」という事も知りません。
チワワを飼うにあたり、まずは「犬の体は飼い主が守る」という基本を忘れないように心がけましょう。

チワワを一番理解しているのは飼い主

普段から一緒にいる自分の家族なので、そのチワワの健康状態、普段の行動を一番よく知っているのは飼い主です。元気な状態の時の食べるスピード、飲む水の量、好きな行動、おもちゃ、眠るタイミングなどは毎日の生活の繰り返しのなかで把握していきます。

不調のサインを読み取れる飼い主になろう

その「普段」の生活を覚えていれば、ちょっとして体調の変化に気がつく事は比較的安易です。ご飯を出してもすぐに食べない、水の飲む量が多い、好きな散歩に行きたがらない、などが挙げられます。
犬は自分では気がつきませんが、自然と体調不良である事を飼い主に「サイン」として出しているのです。