ロングセラーの定番スタイル

ジャパンケネルクラブ公認のトイプードルのカラーは全部で14色あり、最近では変わったカラーの繁殖をしているブリーダーも数多く現れてきました。

毛色の多さの他にも、様々なカットスタイルが楽しめるのもプードルの特徴のひとつ。なかでも長年人気なのがテディーベアカットです。

上の写真のるんくんもそうですが、一般的なテディベアとはいくつか違った特徴があります。
まずはマズルの形です。楕円形でふんわりとなるようにカットされています。マズルの毛は、少なくするよりは多く残してあげた方が、可愛らしい印象になります。

マズルをカットする際の注意点は、口に入る毛をリップライン(唇)に沿ってしっかりカットしてあげること。そうしてあげることで表情が出ます。
さらに、口に毛が入ったり、口周りの毛が汚れるのを防ぐ事もできます。口に入る毛をカットする時は、舌にハサミが当たってしまわないようにボブバサミなどの小さめのハサミを使用し、ゆっくりとハサミを動かすことで安全にカットすることができます。

るんくんのカットのもう一つの特徴は、耳の長さです。耳が短い方が子犬のような幼い雰囲気が出ます。るんくんは耳の長さをギリギリまでカットし、丸くふんわりとさせています。

カットの基本

テディベアを作る時のポイントは、どこから見ても丸くなるようしていくことです。丸ければ丸いほど可愛らしさが増してテディベアらしくなります。
他のどのカットにも共通して言えることですが、いちばん初めに輪郭を作ってから立体感をつけていくと綺麗に仕上げることが出来ます。

右半分を綺麗に仕上げてから左半分を綺麗に仕上げていくというカット方法を行うと左右対称になりにくいです。
真正面から見た大体の大きさと形を決めてから立体感をつけていきます。立体感を付けたい時はチッピングを丁寧に行うことでより丸くふんわりとした仕上がりになります。
このスタイルは丸くふんわりと仕上げますが、他の犬種の施術と同様に目周りはスッキリとさせてあげます。それによって目に毛が入り赤くなってしまうのを防ぐことができます。また、目周りが伸びにくくなるので、可愛い状態を保つことができます。

マズルの作りかた

次にマズルですが、楕円形になるようにふんわりとカットしていきます。オーナーの好みによってはボリュームを落とすこともありますが、ふんわりとボリュームを出したスタイルが最近の流行です。

マズルを作る時は、鼻に毛がかからないように鼻周りを綺麗にカットしてあげます。カットする時に鼻にハサミが当たらないように注意しましょう。
マズルを綺麗に仕上げるもう一つのポイントはリップラインです。リップラインにそって毛をカットし、口に向かって丸くなるように立体感を付けてあげることで綺麗に仕上がります。

顔が完成したら次に耳をカットしていきます。耳は縮れやすいのでシャンプー後のブローの時に特に丁寧に伸ばしてあげると仕上がりも綺麗に見えます。
テディベアカットにはどのような耳の長さも似合いますが一般的なのはアゴラインの長さです。多くのトリマーさんは耳の長さもアゴラインでカットされています。
耳は揃えるのが難しい部分なので何度かコームを通したり、犬を歩かせたりして毛がバラバラとならないか確認して仕上げていきます。

子犬っぽくするには

作り方としては、耳と頭の境目をくっきり付けるのが一般的ですが、あまり境目を付けずに梳きバサミなどでぼかしてあげることでさらに子犬っぽさが出ます。

頭と耳をカットする際には、両方一気にコーミングします。細かくコームを入れ、頭から耳にかけて境目を付けずに一気にカットしていきます。
切りすぎてしまうと子犬のような可愛さが失われてしまうので、少しずつ全体のバランスを見ながら切っていきます。
ふんわりさせるのが可愛く仕上げるポイントですが、目にかかる毛はしっかりとカットしてあげることが大切です。
目にかかる毛まで多く残してしまうと目に毛が入り赤くなってしまったり、顔が見えず可愛らしさが減ってしまうので注意が必要です。

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